2025.02.05非認知力とベビーサインその1
0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事&
ベビーサイン®の専門家
吉中みちるです。
非認知力ってなに?
ベビーサインと非認知力
赤ちゃんと手話やジェスチャーでコミュニケーションをとる「ベビーサイン」。
言葉が話せるようになる前の赤ちゃんが、自分の気持ちや欲求を伝えられる素晴らしいツールですが、実はわたしは「非認知能力」と深い関わりがあると考えてます。
言葉が話せるようになる前の赤ちゃんが、自分の気持ちや欲求を伝えられる素晴らしいツールですが、実はわたしは「非認知能力」と深い関わりがあると考えてます。
非認知能力とは、IQやテストの点数のような「認知的な能力」ではなく、意欲・忍耐力・共感力・自己肯定感・コミュニケーション力など、生きる力に直結するスキルのこと。
拙著「赤ちゃんのこうしたいがわかる!楽しいベビーサイン」出版時に帯に「赤ちゃんは話し言葉を覚えるずっと前からコミュニケーションを求めています。ベビーサインはその1歩になります」と書いてくださった、東京大学名誉教授の汐見稔幸先生によると、非認知力には3つの要素があるそうです。
非認知力3つの要素とは?
3つの要素それは
1.忍耐力(最後までやり抜こうとする力)
2.社会性(人と上手にコミュニケーションできる)
3.感情のコントロール力(気持ちを上手くコントロールする力)
幼児期に非認知力を高める教育を受けると、その力は大人になってからも持続するとも言われています。
いつまでに身につける?
小さい頃の方が身につけやすいのは、脳の発達と関係しているからです。およそ80%が5歳までに完成すると言われている脳。3歳までに育ててあげると、その後、脳の前頭前野とも繋がって、認知能力を高めることにも繋がるそうです。汐見先生曰く「認知能力を高めるには、まず非認知能力から」と
では、親はどんな関わり方をしたら良いのでしょうか?
そこに私はベビーサインが大いに役立つと考えてます。
そのお話はまた次回!