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2025.02.07非認知力とベビーサインその3

0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事
ベビーサイン®の専門家
吉中みちる
です。


非認知力を育てる!

親の心構え

わが子が未来を生き抜くために必要となる非認知力。身につけてあげるときに、親が普段の生活で気をつけることがあります。ついついやってしまいがちな事ばかりなので、ちょっと意識してみると良いかもしれません。そして、ベビーサインが親の考え方改革にも少し役に立つんですよ。

 

①今やってる事に注目

大人からしたら、「何、無駄な事してるのかしら?」「そんなことしてなんの意味があるの?」と言うことをたくさんやらかしてくれるのが赤ちゃん、子ども達です。

わが家の息子が電車にハマっているとき、黙々とその電車を並べるんですよ。少し動かして車輪の動きを確認して、順番に並べる。寝そべってそれを眺めては、少し動かす・・・

端から見ていると、何がそんなに楽しいのか?さっぱりわかりませんでしたが、観察していると面白いんですよ。

だから、目の前のわが子が今やってる事、ハマってること、すべてに注目するようになると、親の観察力も育ってお勧めです。

客観的に「面白い生き物」として観察する。これお勧めです。

 

わが子を知らずして、育児はできません!

 

そしてベビーサインを日々の生活に取り入れていると、自然とわが子をよく見るようになるので、この観察する力、身についている親さんとても多いんですよ。
 

②チャレンジを見守る

観察する時に大切なのは、赤ちゃんがやっていることに、あれこれ教えてあげようと大人が先回りしてしゃべらないことです。ついつい、少しでも賢くなれ!と思っていると言わなくて良いことを言ってしまいます。赤ちゃんが集中してたら、見守る!これが大事。でも、目線は向けてあげてくださいね。赤ちゃんはチラッとこちらを見てきます。そのときに目があうって事が重要です。見てくれてる!これが満たされていると、少し大きくなってからの「見てみて攻撃」も実は少ないんですよ。

そして、ちょっと困っていそうだなって時にもすぐに手を出さない!

とても役に立つベビーサインがあるんですよ。
 

③【やって・お願い】のベビーサイン

赤ちゃんがなにか一生懸命頑張っているけど、一人では無理そうだな、ちょっと助けてあげると良いかなという場面で是非、【やって・お願い」のベビーサインを教えてあげてください。

例えば、ブロックが上手に繋げない、ポットン落としが上手くできない、高いところに手が届かない・・・そんな時に胸のあたりをトントンしてこのベビーサイン。

「ママがやってあげようか?」

「手伝ってあげようか?」

こうやって、手出し口出しする時に、赤ちゃんに許可をもらう習慣を小さい頃からベビーサインで作っておくと、実はこの先ずっと育児をしていく上で、子どもを尊重するっていう事が自然とできる親になれるんです。「そんな先まで効果があるの?」

と驚かれる方もありますが、そうなんですよ!赤ちゃんとのベビーサイン生活は、未来に続くメリットがたくさんあるんです。