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ママたちのお悩みに答えますコーナー

2020.11.20ワンオペだからこそベビーサイン

はじめまして。ベビーサイン講師「モーちゃん」です。

近年、「ワンオペ育児」という言葉をよく聞くようになりましたが、例えばシングルマザーやシングルファーザーだけがワンオペになりがちと思われるかもしれません。

でも、実際は逆に両親が揃っている方がワンオペに陥る可能性が高いことを多くの方に知って頂きたいと思います。

我家の場合も、主人は仕事が忙しく、休みが2日しかないという月もあり、早朝から出かけて深夜に帰宅するのが普通で、子どもと顔を合わせるのは休日だけなので、月に2回しか会わないということもありました。

実家を頼れるような距離や状況でもなく…私が一人で育児をしてきた、ワンオペ育児の状態です。

ワンオペで1番大変なことは、子どもと私との間にクッションがないことです。

育児をしていると、楽しいことや嬉しいことばかりではありませんよね?
ママだって人間なので、イラッとすることや、調子の悪い日もあります。

そんな時、パパでもおばぁちゃんでも…誰か子どもとママの間に入る第三者がいると、その存在がクッションとなってくれますが、ワンオペの場合それはありません。

では、どうすれば良いか?という話ですが…

私の場合は、出来るだけ外に出ていました。

昼間は基本的に外で過ごし、常に第三者の目がある環境を作ります。

ちょっとイラッとするような事が起きても、誰かがそばに居てくれると(それがただの通りすがりの他人でも)それだけでちょっと気持ちが落ち着いたりします。

また、昼食もできるだけ外で食べていました。
日によってお弁当を持っていく日もあれば、コンビニやスーパーで買ったパンなどで済ませる日もありましたが、とにかく外で食べることが重要なのです。

家で食べると、食べこぼしが気になって、後で掃除することまで考えてしまい、イライラしがちですが、例えば公園のベンチならば、少しくらいの食べこぼしは鳩の餌になってお終いですし、いっぱい落ちてもささっと拾ってゴミ箱に捨てれば済みます。

でも、そんな中でも育児を楽しく、毎日笑顔で子どもと向き合っていられたのは、やっぱりベビーサインのお陰です‼︎

外に出ると、お話しする話題が溢れています★

花壇に咲いている【お花】
お花に飛んでくる【蝶々】
散歩している【犬】
近所のおじぃちゃんに餌をもらいに来る【鳥】
お友達が遊んでいる【ボール】
公園の【ブランコ】や【すべり台】
ショッピングモールでお姉さんが配っている【風船】
道路を走る【自動車】や【自転車】や【バイク】に【トラック】
踏切で止まると【電車】が走り去る
空を飛んでいく【飛行機】
真っ青な空に浮かぶ【雲】
葉っぱにとまった【てんとう虫】
時には【雨】が降っていて、【傘】をさしたら面白い音が【聞こえる】
「どこに行きたい?」と聞いたら【本】(本屋さん)とサインで答えてくれたこともありました。


子どもの考えていること、気持ちが分かると、それはママの自信になり、子どもの方も自分の気持ちがママに伝わると、それが喜びになり、お互いを強く結びつける絆になります。

子どもとの間に確かな絆があれば、イラッとしてちょっと言い過ぎたなぁ…という時でも、その想いはちゃんと子どもに伝わるし、「ママは自分のことを分かってくれる」という信頼が根底にあるので、クッションとなる第三者がいなくても、時間が解決してくれるようになるのです。

ベビーサインでより強い絆を育み、子どもと向き合ってこれたことは、私のワンオペ育児の支えになってくれたと思っています。

そして、その絆は今もこれからもずっと続いていく宝物です。
SUN3CAFEベビーサイン教室