2025.02.06非認知力とベビーサインその2
0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事&
ベビーサイン®の専門家
吉中みちるです。
非認知力はどう育てる?
非認知力伸ばす方法
前回の記事では、そもそも非認知力って何?いつまでに育てると良いの?というお話をしました。何歳までに○○しないと・・・という記事は個人的にあまり好きじゃないのですが、それでも、脳の発達などを考えると、早くに育ててあげるのは大切だなと思いますよね。
そこで、今回は非認知力の伸ばし方なんですが、実はベビーサインがあればびっくりするくらい簡単で確実なんです。
①無条件の愛
まずは親が安全基地になること!心の安定なくして何も先に進みません。これは普段の赤ちゃんとの関わりで、アイコンタクトをしたり、語りかけたり、スキンシップをとったりする事で十分なんですが、そこにベビーサインがあるとどうでしょうか?
赤ちゃんはただ泣くだけでなく【おっぱい・ミルク】のベビーサインをすれば、【おっぱい・ミルク】がもらえる事を学習します。そうすると、自分は泣くだけしかできない無力な存在だというところから、自分だってちゃんとほら、伝わるよ!を毎日繰り返し体験する事ができます。
そして、泣かずに伝えてくれるので、自然とママも赤ちゃんとの時間が楽しく、笑顔が増えますね。そんな小さなところが実はとても大切なんです。ベビーサインは日々の育児のイライラを減らして、ママが「安全基地」になるハードルを下げてくれるのです。
②伝わった成功体験
日々、ベビーサインで「伝わった」体験をしていく赤ちゃん達は、ベビーサインだけが可能にしてくれる「成功体験」を手に入れます。「できた!」の数だけ、自分ならできる!という自己肯定感にもつながります。バイバイやこんにちはのジェスチャー以上に、ベビーサインがあれば「伝わった!」「すごいね!」と褒められる機会も増えるのです。
では、大人はどんな心構えで接するとより効果があるのでしょうか?
それは次の記事で。