2025.03.24子育てのゴールは○○
0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事&
ベビーサイン®の専門家
吉中みちるです。
自立は愛情のゴール ~親の手を離れても大丈夫な子に~
子どもが生まれた瞬間から、
私たちはずっと「守る」ことに必死になります。でも、本当の子育てのゴールは、「守ること」ではなく、「手を離しても大丈夫な子に育てること」です。
自分の力で考え、行動し、困難を乗り越えられるように導くことこそが、親としての最大の役割かもしれません。
だからこそ、幼い頃から
「自分の気持ちを伝える力」
「考える力」
を育てることが大切。その第一歩が、赤ちゃんの頃のコミュニケーションなのです。
ずっと親が手を貸し続けますか?
「まだ小さいから」
「今は親がやってあげた方が早いから」
そう思って手を貸し続けることは、愛情のように見えて、実は子どもの成長のチャンスを奪ってしまうことがあります。
例えば、言葉で気持ちを伝えられなければ、いつまでも親に頼るしかなくなります。自分で考えて行動する機会を奪われた子どもは、大人になっても自信を持てず、失敗を恐れるようになってしまうかもしれません。今、親がすべきことは、なんでもやってあげることではなく、少しずつ「自分でできる力」を育むことなのです。
自立とは「助けを求める力」を持つこと
自立というと、「ひとりでなんでもできること」と思われがちですが、実は違います。
本当の自立とは、
「自分の力でできること」と「人に頼ること」のバランスを知ること。
赤ちゃんの頃から、「これがほしい」「これはイヤ」という意思表示をする経験を積むことで、人に伝える力が育ちます。小さなころから、自分の気持ちを伝えられる子は、成長しても周囲と上手に関わることができるのです。
その第一歩がベビーサイン育児
赤ちゃんは言葉が話せなくても、伝えたい気持ちをたくさん持っています。ベビーサインを通じて、赤ちゃん自身が「伝えられる」経験をすることで、「自分で考えて行動する力」の土台が育ちます。小さな手でサインをする姿は可愛らしいですが、実は「自立」への第一歩。赤ちゃんの未来のために、今できることを始めてみませんか?
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次回スタートは4月14日