2025.04.02子どもの「やる気」を育てるには? 短期的 vs. 長期的なやる気の違い
子どもの「やる気」を育てる方法
「子どもがやる気を出してくれない…」
そんな悩みを抱える親御さんは多いですよね。
特に幼児期は、自発的に行動することが少なく、「どうやったらやる気を引き出せるの?」と試行錯誤することもあるでしょう。
そこで今回は、子どもの「やる気」を育てる方法 について、短期的なやる気と長期的なやる気の違いを踏まえながら解説していきます。
0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事&
ベビーサイン®の専門家
吉中みちるです。
短期的なやる気は「ご褒美」で引き出せる?
子どもに何かをやらせるとき、「これができたら、お菓子あげるね!」とご褒美を設定する方法を試したことがある方も多いのではないでしょうか?
この方法は、一時的なモチベーションを引き出すにはとても有効です。
✅ トイレトレーニング のご褒美シール
✅ お片付け をしたら、おもちゃを買ってもらえる
✅ 宿題を頑張ったら 好きなゲームができる
こうした短期的なやる気の引き出し方は、「外発的動機づけ」と呼ばれ、外部からの刺激(報酬や罰)によって行動を促すものです。
しかし、この方法には落とし穴があります。それは…
▶ ご褒美がないとやらなくなる
▶ 報酬がないと価値を感じられなくなる
▶ より大きなご褒美を求めるようになる
「このくらいのことなら、もうちょっといいご褒美がもらえないとやりたくない!」なんて、子どもが交渉するようになったら要注意ですね。
(私も経験があります汗)
長期的なやる気を育てるには? 〜「内発的動機づけ」の重要性〜
長期的に物事に取り組める子に育てるためには、「内発的動機づけ」を大切にすることがポイントです。
これは、「自分がやりたいからやる」という意欲を引き出す方法です。心理学では、
やる気は「できるかも?」という期待 × 「やる価値があるか」の掛け算で決まる
とされています。
特に幼児期の子どもの場合、この「価値」は
「好奇心」+「貢献感」 から生まれます。
✅ 好奇心が育つ環境をつくる
・「どうして?」と考えたくなる仕掛けをつくる
・好きなことや興味のあることに自由に取り組める時間を確保する
・「やってみたい!」と思える選択肢を与える
例えば、ベビーサイン育児をしていると、おしゃべりできる前から、赤ちゃんの興味関心が普段の生活で具体的にわかります。親がそこを広げてあげる事で、「知りたい!」という気持ちが満たされる → もっと知りたくなる!という好循環が生まれます。
✅ 「貢献感」を感じさせる
・「あなたのおかげで助かったよ!」と伝える
・「一緒にやってくれる?」と子どもに役割を持たせる
・小さな成功体験を積み重ねる
子どもは、「自分が役に立っている!」と感じることで、物事に前向きになります。「○○ちゃんがおもちゃを片付けてくれたおかげで、ママ助かったよ!」と伝えるだけで、「自分は大事な存在なんだ!」という気持ちが育ち、もっとやろう!という意欲につながります。
ベビーサインがやる気を育てる理由
ベビーサインを使うことで、子どもは「伝わった!」という達成感を得ることができます。
「もっと伝えたい!」という気持ちが自然と湧き、好奇心が育まれます。
さらに、親から「教えてくれてありがとう」「すごいね!」とフィードバックをもらうことで、「自分はちゃんと役に立っている!」という貢献感が強まるのです。
また、サインを通じて親子でのやりとりが増えることで、子どもは「おしゃべりできなくても、ちゃんと伝わる!」という成功体験を積むことができます。
こうした経験が、将来的に新しいことに挑戦するときの「やってみよう!」という気持ちにつながっていくのです。
↓まとめ↓
短期的なやる気を引き出す方法も、うまく使えば効果的です。例えば、「最初のきっかけ」としてご褒美を使うのはアリ!
でも、その後は「どうして楽しいのか」「どうして役に立つのか」を伝えていき、徐々に内発的なやる気を育てていくのが理想です。
そして、そのための第一歩として「ベビーサイン」はとても有効なツールになります!
言葉が出る前から「伝わる喜び」を体験することで、子どもは「もっと伝えたい!」「もっと知りたい!」という気持ちを自然と育てていくことができるのです。
「子どものやる気を育てたい!」と思っている方は、ぜひベビーサインを取り入れてみてくださいね
全国で1,400人以上のベビーサイン講師が、それぞれのライフスタイルに合わせて活動しています。ベビーサインの知識を深めながら、新しい働き方を考えてみませんか?ベビーサイン講師資格を取得する講師育成プログラム
次回スタートは4月14日